【1~2歳児】【食育】元保育士ママおすすめ絵本『わにわにのごちそう』~言葉と食育の入り口に~

絵本

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元保育士アラフォーママの私が、おすすめの絵本を紹介するシリーズ。
記念すべき第1回は、息子(もうすぐ2歳)も現在ドはまり中の

『わにわにのごちそう』

言葉の発達や「食育」にもつながる、シンプルだけど奥深い1冊です。

どんな絵本?

『わにわにのごちそう』(文:小風さち 絵:山口マオ 福音館書店)

お腹を空かせた”わにわに”が、

冷蔵庫を開けて、
フライパンでお肉を焼いて、
食べる。

これだけなんですが…
なにせワニなので、豪快(笑)。

「ずり づづづ」(わにわにが這う音)
「じゅう じゅう」(お肉が焼ける音)

など、ところどころに出てくる擬音や、

「よし よし よし」
「いただきます」

などの短くて身近なセリフが、
言葉を覚え始める1~2歳児も楽しめる要素かと思います。

※絵本の裏表紙には「2才~4才むき」と書いてありますが、私の経験上、1歳半くらいから楽しめると思います。

そして私個人的には、
カラフルだったりふんわり可愛い絵本とはちょっと一味違う、
シュールな絵柄と文字フォントが、好きなんですよね。

保育園でのエピソード

「わにわに」にツッコミを入れる1歳児

1歳児クラスで、よく読み聞かせをしていました。

「冷蔵庫にプリンもある!」
「あー!牛乳こぼしてるー!」
「あー!トマトも落ちちゃったー!」

と、1歳児なりに鋭いツッコミを入れてくる子もいて
なかなか盛り上がります(笑)。

「食べる」ということは、みんなが生活のなかで経験していることなので、
”わにわに”の行動の面白さも分かるみたいです。

表現遊びの一つに

そして「料理して食べる」というストーリーは、
ままごと遊びが楽しくなってくる1歳児クラスにぴったり。

日々のままごと遊びで「よし よし よし」など絵本のセリフを取り入れてみたり。
そんな遊びが盛り上がっていったら、発表会の表現遊びのモチーフにしたり。

懇談会で保護者におススメすると、シュールな絵と文にクスっと笑いが起こる絵本でもありますね。

子育てのエピソード

音読してる?!

1歳10か月頃から、息子のお気に入り絵本に。
寝る前の絵本タイムに本棚から自分で選んでくるようになりました。
私の膝で読んでもらう時は、比較的静かに聞いていたのですが、ある日…

「じゅう、じゅう」
「あち、あち、ふーふー!あーーす!(いただきます)」

…?!

なんと、自分で絵本をめくって、音読していたのです(笑)!
文字は読めなくても、絵と言葉がしっかり入っていてびっくりしました。

台所育児につながった

そしてまたある日。
食後に皿洗いをしている私の隣にやってくる息子。

いつもはゲートで仕切っているけど、今は火も包丁も使わないし、
たまには一緒に台所にいるのもいいかと思って、
ちいさい鍋に本物のにんじんやピーマンを入れて息子に渡してみました。

そしたら…

「じゅうじゅう」
「あち、あち、ふーふー」

ここでも「わにわに」登場(笑)。
料理しているシーンとつながったんだなー、と、またしてもびっくり。

私も横で皿を洗いながら、続きを話してあげると(この絵本は暗記済み 笑)

嬉しそうに言葉を真似しながら、お料理ごっこを楽しんでました。
それ以来、食後は息子も一緒に台所に立つことが増えました。

※もちろん安全な範囲で。私の隣でお料理ごっこを楽しんでいるうちは見守りますが、「ちょっとそこは触らないでー!」みたいな”いたずらモード”になったら、容赦なく切り上げます(笑)。

この絵本に、台所育児のきっかけをもらいました。

まとめ

『わにわにのごちそう』は、
シンプルなのに、なぜか子どもを引きつける不思議な魅力のある絵本です。

食べることがテーマだから、子どもにとって身近でわかりやすいし、
シュールな絵とユニークな擬音で、大人もクスッと笑えてしまう一冊。

息子にとっては、読むだけじゃなく、
言葉やごっこ遊び、そして台所育児のきっかけにもなりました。

「わにわにシリーズ」は、他にも楽しい作品があるので、
気に入ったら、ぜひ他の本もチェックしてみてくださいね。

※本文中に登場する絵本の言葉・セリフ・擬音は、『わにわにのごちそう』(小風さち・文/山口マオ・絵/福音館書店)より引用しています。

※本記事のアイキャッチ画像はAIツールにより作成したものです。

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